マドモアゼルジジの感光生活

千年の祈り

「ちゅうごくで、『修百世可同船』といいます」
だれかと同じ船で川を渡るためには、三百年祈らなくてはならない。
<互いが会って話すにはー長い年月の深い祈りが必ずあったんです。
ここにわたしたちがたどり着くためです>彼は中国語で話す。
・・・
どんな関係にも理由がある。それがことわざの意味です。
愛する人と枕をともにするには、そうしたいと祈って三千年かかる。
父と娘なら、おそらく千年でしょう。人は偶然父と娘になるんじゃない。
それはたしかなことです。でも娘はこのことがわかっとらんのです。
さだめし、やっかい者と思ってるんでしょうな。
(『千年の祈り』イーユン・リー 篠森ゆりこ訳 新潮クレスト)より抜粋

a0140789_1439071.jpg

by mllegigi | 2010-06-08 14:50 |