マドモアゼルジジの感光生活

NYの旅⑬自分といろんな物事がひとつになれる場所

とてもタチの悪い不安や恐怖に取りつかれたとき、
彼女(ティファニーで朝食を』のホリー)にとっていちばん効果があったのは、

「タクシーをつかまえてティファニーに行くことだったな。
そうするととたんに気分がすっとしちゃうんだ。
その店内の静けさと、つんとすましたところがいいのよ。
そこではそんなにひどいことはおこるまいってわかるの。
隙のないスーツを着た親切な男の人たちや、美しい銀製品やら、
アリゲーターの財布の匂いの中にいればね。
ティファニーの店内にいるみたいな気持ちにさせてくれる場所が、
この現実の世界のどこかに見つかれば、
家具も揃え、猫に名前をつけてやることだってできるのにな」
ーホリー・ゴライトリー『ティファニーで朝食を』トルーマン・カポーティ 村上春樹訳 新潮社

こうした脳天気でイノセントな人生観はやはりアメリカが産み落としたもの、でしょうか。
ホリーの気持ちになってお店に向かいましたが、
クリスマス前の5番街は人が多くて前に進めない。
ティファニーのなかも観光客が溢れかえっていました。
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↑ティファニーのお店の外にあったものだったと思いますが。
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↑店内のクリスマスツリー
by mllegigi | 2013-01-29 15:40 |