カテゴリ:夢の引き出し( 4 )


2017年 01月 07日

幼い日の元旦

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もう七十数年前の幼いころのお正月。
除夜の鐘が鳴り終わると
勇ましく起き出す堂々たる体格の父。
この日ばかりは男の者が先に起きる習わし。
父に続いて、若水で顔を洗い清めます。
前日から母の作ったお釜一杯のお雑煮に
「今年1年まめなように」と豆木に火がつけられます。
パチパチと威勢よく燃えるかまどの前に
父の顔が赤々と浮かび上がっていました。
やがて方々の神棚にお燈明がともり
お祝いの膳につきます。
祖母と母の心こもるおせち料理がこの日の主役。
お屠蘇の盃がかわされ、七人家族の平和な年が始まります。
お祝いを終えて、父を先頭に正装した四人兄弟姉妹が
夜道を神社へ向かいます。
拝殿に幸を祈り、燃え上がる松明で暖をとりました。
※上記は母が思い起こして書きました。


by mllegigi | 2017-01-07 16:20 | 夢の引き出し
2016年 08月 19日

アメリカン・ドリームの継承者として

ドイツもイギリスも韓国もトップが女性。東京都知事も。ヒラリー・クリントンが特別なのは「母であること、母の未来への希望」を政治に持ち込んだこと。これまで父から息子(娘)に継承するとされていたアメリカン・ドリーム(大統領は夢の象徴)を「母から娘へ、そしてまたその娘へと受け継いでいく」すべての女性のための物語に置き換えたこと。モーガン・フリーマンがビデオ↓で語る「チェルシーの胸にはヒラリーの夢が、ヒラリーの胸にはドロシーの夢が、脈打っている」(9:40あたりから)というところ、好き。
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         若い頃のヒラリー・クリントン(写真はお借りしています)


以下How Hillary Clinton Appealed to Anyone Who’s Ever Had a Momを引用。ビデオ↑の意味、ねらいがよくわかります。

On Thursday night, just before Hillary Clinton made history by accepting the Democratic nomination, a video by Shonda Rhimes played on the jumbo screen at the Democratic National Convention. Its purpose was ostensibly to give viewers a better feel for Clinton as a person — as she saidin her subsequent speech, "The truth is, through all these years of public service, the 'service' part has always come easier to me than the 'public' part.”

木曜日の夜、ヒラリー・クリントンが民主党の指名を受けるという歴史的な瞬間の直前に、Shonda Rhimesのビデオが、Democratic National Conventionの巨大なスクリーンで映し出されました。その目的は、表向きには、視聴者に対し、ヒラリーの印象をよくするためのものでした。彼女がのちにスピーチで言ったように、「本当を言えば、過去何年ものあいだ、社会奉仕をする上で、「奉仕」の方が、「社会に出る」ことよりもずっと楽なことでした」

It told the story of Clinton's life, from growing up in Illinois to meeting Bill to serving as a senator for New York. But its most powerful moments were in the glimpses it gave of Hillary's relationship to her mother. Through family photos and firsthand accounts, we learned about how that relationship shaped not only her politics, but the way she relates to her own daughter, Chelsea — a theme that also permeated Clinton's speech.

そのビデオは、クリントンの人生を物語っています。イリノイで育ち、ビルに出会い、ニューヨークの上院議員を務めた経過をすべて。でも、その中で最も力強いシーンは、彼女と母親の関係性の部分です。家族の写真と直談から、私たちは、ヒラリーと母親の関係性が彼女の政治的姿勢だけでなく、彼女と彼女の娘チェルシーの関係性をも形作っていることを知ります。そのテーマはクリントンのスピーチの中でも大きく取り扱われていました。

Early in the video, Clinton talks about the childhood of her mother, Dorothy Rodham. "She told me one time her parents left her overnight by herself; she was 3 or 4 years old," Clinton says. "And they gave her a set of coupons so she could go to the corner café and get food. And just the image of this little girl all by herself walking down the stairs of the walk-up tenement, out the door alone, to the corner, to the café, and getting food with coupons just haunts me.”

ビデオの最初の場面で、クリントンは彼女の母親Dorothy Rodhamの子ども時代について語ります。「母は一度、彼女の両親が一晩彼女を置き去りにしたことがあると言いました。母はそのとき3歳か4歳でした。そして、母の両親は母にクーポンを渡し、街角のカフェに行って食べ物を買うようにいったのです。小さな女の子が一人きりでエレベータのない貸家の階段を降りて、ドアから一人で出て、そして街角のカフェまで行ってクーポンで食べ物を買う様子を想像して、そのイメージが私の頭から離れなくなりました」

Dorothy reappears later on — near the end of the video, we see a snapshot of Dorothy, Hillary, and Chelsea at Chelsea's wedding. "We all hope for a better tomorrow," the narrator (who is, by coincidence, Morgan Freeman) says. "Any parent knows your every dream for the future beats in the heart of your child. Chelsea's heart beats Hillary's dreams, and Hillary's heart beats Dorothy's. It's how we are made.”

ドロシーはあとでまた出てきます。ビデオの最後の方で、私たちはドロシー、ヒラリーとチェルシーが、チェルシーの結婚式で撮った写真を見ます。「私たちはみな、よりよい明日を望むのです」とナレーター(奇しくもモーガン・フリーマン)が言います。「親ならば誰しも、自分の未来への思いが、自分の子どもに引き継がれることを知っている。チェルシーの胸にはヒラリーの夢が、ヒラリーの胸にはドロシーの夢が脈打っている。こうして私たちがみな作られてきたのだ」

And then, as a photo of Dorothy fades into Hillary's face, which fades into Chelsea's, "The American dream is passed down from generation to generation to generation.”

そして、ドロシーの写真がきえてヒラリーの顔が映り、それもきえて、チェルシーの顔が映る。「アメリカン・ドリームは世代を超えて引き継がれる」

It's a powerful image, and one all the more significant because the faces belong to women — something heretofore unseen in politics. Then, in her speech, Clinton reinforced the image when she said, "Standing here as my mother's daughter, and my daughter's mother, I'm so happy this day has come. Happy for grandmothers and little girls and everyone in between." In doing so, she hit on a theme various speakers at the DNC touched throughout the week: motherhood, and a mother's hope for the future.

これはパワフルなイメージだ。そして、より重要なことは、これらの顔が、女性のものだということだ。これまでにないことが、政治の世界で起ころうとしている。そして、スピーチの中でクリントンはこのイメージを強調する。「ここに、母の娘として、娘の母として立てる今日という日がきたことに私は幸せを感じます。祖母たち、小さい女の子たち、そしてそのあいだのすべての世代の女性に祝福を」そうすることによって、彼女はDNCのスピーカーが何度もその週触れたテーマに触れました。母であること、母の未来への希望。

In almost every family home, a picture like the one Clinton presented hangs on the wall: mother and daughter and granddaughter — a line of women through the generations. By positioning herself in the center of a family structure we're so familiar with, Clinton is reminding us of the historical significance of the moment: There's never been a presidential candidate who's meant so much for women. She's also making it easy for women everywhere — many of whom have daughters and most of whom have mothers — to see themselves in her.

どの家でも、クリントンが提示したような写真が壁にかかっているだろう。母と娘と祖母の写真だ。世代を超えた女系の写真。私たちがよく知っている家族構成の中で、自分を真ん中に置くことで、クリントンはこの瞬間の歴史的重要性を私たちに思い起こさせる。彼女以上に、女性に対して大いなる意味を持った大統領候補は他にはいない、と。彼女はすべての女性が、彼女に簡単に自己投影をすることができるようにしている。女性の多くが娘を持ち、また多くが母を持つからだ。

Clinton is much more likely to give us every detail of her plan to revolutionize the economy than she is to break out a personal anecdote. But on Thursday night — much like Michelle Obama — she presented a clear picture of her family ties and used them to appeal directly to any mother who wouldn't want her daughter to grow up in Donald Trump's America.

クリントンは、個人的な家族の逸話を披露するのではなく、経済状況を改革する彼女の計画について語ってもよかった。しかし、木曜の夜には、ミシェル・オバマのように、ヒラリーは自分の家族の絆について話し、娘をドナルド・トランプのアメリカで育てたくないと思っているすべての女性に対して直に語りかけたのだ。訳mllegigifamily



by mllegigi | 2016-08-19 00:14 | 夢の引き出し
2016年 08月 16日

長い夜への旅路

この夏ブロードウェイで上演されたユージン・オニールの『長い夜への旅路』(Long Day's Journey into Night)の舞台セット(写真下)です。主演ジェシカ・ラング、2016トニー賞主演女優賞獲得。もちろん観られず。叶わなかった望みは「夢の引き出し」に貯めておきます。写真ではどうも暗く、鄙びた部屋のように見えますが、何気ないようで、舞台装飾はよく計算されたもの。ひと目で惹きつけられるようにできているはず。
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『LONG DAY'S JOURNY INTO NIGHT』の本の表紙から。


by mllegigi | 2016-08-16 00:36 | 夢の引き出し
2016年 08月 03日

この家

ある映画のロケに使われた家。何の映画でしょう? いつか行ってみたい場所。
     写真はホームページからお借りしています。答:次回投稿記事のいちばん最後に。


by mllegigi | 2016-08-03 01:22 | 夢の引き出し