マドモアゼルジジの感光生活

カテゴリ:好きな場所、もの、ことば、ひと( 42 )

iPhone case新調

私もピンクのほうがよかったかな。
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by mllegigi | 2017-03-22 11:41 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

embrace your inner girl

トニー賞受賞作家エヴァ・エンスラーさんがインドで行ったスピーチ。画面右下の3つの点があるところを押して、日本語を選ぶと字幕が出ます。すぐに出なければ、他の言語を選択してから、もう一度日本語に戻ってみてください。


by mllegigi | 2017-03-19 17:43 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

黄色の憂鬱

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30年ほど前にフランスで暮らしていたとき、差別らしきものがあったかというと。
クリスマス休暇で帰国するカップルに同行して、フランスからイタリアまで汽車で旅をすることになったとき。途中、フランス国内で乗り換えがあり、早く用意ができた私は荷物を抱えて、扉が開くのを待ち構えていました。汽車が停まり、ステップを降りると、うしろからおじいさんも降りてきて、こう言っていたのでした。「この女は黄色人種のくせに、敗戦国の人間のくせに、わしより先に降りやがった。許せん」。イタリア人が飛んできて「いやいや、彼女は僕たちの友人なんです。許してやってください」と、とりなしていましたが、私は謝る必要なんてないわと思っていました。

もう一つは、朝市へ買い物に出かけたとき。狭い道で、やはりおじいさんから、すれ違いざまに「黄色人種」と言われたこと。jeuneじゃなくてjauneって言ったわよね。若かった私にとっては針の先で突かれた程度のダメージだったのですが、明らかな差別だったなあと思い返すと、古傷がちくっと痛みます。パリに住む友人は、地下鉄で「日本人がグッチを持っている」と言われたとか「汚い○○人」とかそのうちいろいろ聞き取れるようになるわよって。その後、彼女はフランス人と幸せな結婚をしていますし、あれから時が経ち、戦争を知る人も少なくなり、時代も成熟し、このようなことは、もう言われなくなっているのじゃないかと。

昨日ニューヨークの地下鉄で「ユダヤ人は焼却炉に」「ヒトラー万歳」などといったイスラム教徒やユダヤ教徒に対するたくさんのいたずら書きが出現したものの、2分ほどで乗客たちが協力して消したというニュースを見ました。何十年何百年たっても人種問題は根が深いのだと改めて思い知らされました。ポリティカル・コレクトネスは表面的であったとしても、やはり広く浸透してほしい大事なマナーだと思います。レディガガさんが「寛容」を訴えたステージ。一番はじめの曲GOD BLESS AMERICAもプロテストソングになっています。元とは違うこの部分の歌詞にメッセージが込められています。
This land is your land, this land is my land,
this land was made for you and me.
ーOne nation, under God, indivisible, with liberty and justice, for all.



by mllegigi | 2017-02-06 20:40 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

ジャレッド・クシュナーへの手紙

トランプ大統領の娘、イヴァンカさんの夫、ジャレッド・クシュナー氏(写真左)。トランプ政権で大統領の上級顧問を務める。ハーバード大からニューヨーク大へ、法学学位とMBAを取得。正統派のユダヤ教徒。今回の移民強硬路線はスティーブ・バノン主席戦略官が主導したとも言われていますが、イスラム圏7カ国の入国禁止、難民拒否措置はテロリスト防止策になるどころか、国内外で強い反発と混乱を招くことに。バノン氏は白人至上主義者、人種差別主義者、女性蔑視、外国人嫌い、反ユダヤ主義、レーニン主義」と批判され、彼を危険視する人も多い。以下、ロースクール時代の同級生たち50人が、ジャレッド・クシュナー氏に宛てた公開書簡。
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親愛なるジャレッドへ 

2007年度ニューヨーク大学法科学級のクラスメイトとして、私たちは、トランプ氏が主張する政治の優先事項や政策について、大変憂慮しています。私たちが知るあなたはいつも聡明で思慮深い人でした。私たちみんなが教育を受けたロースクールに、あなたは信じられないほど惜しみなく寄付をしてくれました。

私たちは、ホロコーストを生き延びた人の孫であるあなたが、深い共感力を持って、トランプ政権に良い影響を与えてくれるよう、切にお願いしています。

何万人ものシリアの子どもたち(あなたのおばあさまと同じ境遇に置かれ、自主的に選択したわけではない戦争によって命を損なわれた子どもたち)は、あなたの共感力に訴えます。

偉大な国であるアメリカの富や基礎構造に、多大な貢献をもたらしてくれたのは、正式に移民の手続きを踏んでいない人たちでした。彼らも、あなたの共感を求めています。

いま、女性やLGBTQのコミュニティの人たちは、リプロダクティブ・ジュスティス(性と生殖の公正さ)とアンチ・ディスクリミネーション(差別禁止法)に関するペンス氏のひどすぎる説明(注:ペンス氏は人工中絶、同性婚反対。キリスト教教育推進の宗教保守)を踏まえて、無理からぬことですが恐怖感を抱いています。そして彼女たちもまた、あなたの同情心に訴えかけているのです。

オルタナ右翼の人たちによるトランプ候補への熱烈な支持に困惑している有色人種の人たちも、あなたの共感をあてにしています。

私たちの国のかけがえのない宝である国立公園、森林、モニュメントたちは、話すことができません。でも、それらもホワイトハウスにひとりの話のわかる擁護者を必要としているのです。

ジャレッド、あなたは歴史的に疎外されてきた宗教的マイノリティに属していながらにして、この可能性をたたえた国で、一流の教育と比類なき特権を享受してきました。

いまこそ、あなたの権力と、トランプ陣営に非常に近しいその立場を利用して、歴史的に疎外を受けてきた人々が、あなた自身が受けてきた特権をあなたと同じように享受できるよう、尽力してくれるように、私たちはお願いします。

敬白

クラスメート50名の名前・・・・・

salon.com:An open letter to Jared Kuchner from your NYU low school classmateより


by mllegigi | 2017-02-01 01:20 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

猫耳ニット帽プロジェクト

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YES! Illustrations by Jennifer Luxtonよりお借りしました。
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YAHOOより、詳しい記事はこちらを

昨日ご紹介した#ghostlightprojectの様子。劇場前で集まっていたようです。ケイト・ブランシェットがピンクの帽子で参加している姿も。21日はワシントンやニューヨークで大規模な女性たちのデモ(『WOMEN'S MARCH』)が行なわれる予定。そこでトランプ氏の女性蔑視発言に抗議してかぶるピンクの猫耳ニット帽、PUSSYHAT PROJECT。とっても楽しそう。女性たちがこうして全国的に結束するのはヨーロッパでも、日本でも、あまり見かけない。手をつながなければならないのは、それだけ、アメリカがマッチョな国だから、ということかもしれないけれど、この結束力は羨ましい。ヒラリーに対してはそうはならなかったのかな。トランプ氏の就任式は日本時間21日午前1時〜。

by mllegigi | 2017-01-20 18:23 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

大統領就任式前夜の抵抗

トランプ大統領就任式前後に多くのデモが予定されています。そうした「抵抗」のひとつに劇場関係者による『ゴーストライト・プロジェクト』があります。これに関心を持ったのは、スティーブン・パスクールさん(ブロードウェイの俳優)の三年越しのファンであり、彼がトランプ化する世界を常態化してはいけないと全力で戦っている姿に共感しているからです。恋人は『ハミルトン』で主演女優だったフィリッパ・ソーさん。アジア系女性だということに親近感を覚えます。小学校で初めて多数決という民主主義の真似事をして以来、私の中で民主主義はどう育ってきたのか。皮肉なことにトランプ氏を大統領に選んでしまったアメリカによって、自ら信じるものを支持するために「抵抗」し続ける力についても、考えさせられています。

ゴーストライト・プロジェクトについて(以下概要)
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大統領就任式前夜1月19日の午後5時半に、劇場関係者はブロードウェイから地方のシアターまで、ゴーストライト・プロジェクトをたち上げるために一堂に会します。

みんなでこれから始まる困難な時代における「光」を作り出すのです。このプロジェクトは、暗くなった劇場に「ゴーストライト」をつけたままにしておくという劇場の伝統にインスパイアされています。劇場関係者はこのプロジェクトを通し、人種、階級、出身国、移民のステイタス、障害のあるなし、年齢、性のアイデンティティや性的志向に関わらず、すべての人が等しくこの国に含まれ、互いに共感を持ち合えるという価値観のために戦い、その価値観を守り抜くための誓約を新たにすることを目的にしています。
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1月19日は、すべてのレベルにおける「不寛容」への大掛かりなレジスタンス(抵抗)の流れの中に位置付けられる集会です。私たちは、今後数年間において光として機能する「勇敢な空間a brave space」を作ることを目指します。今後も警戒を怠らず、自らが信じるものへの支持を続けるための誓約です。
「勇敢な空間a brave space」は以下のような場所のことです。
●人種、階級、宗教、出身国、移民のステイタス、障害のあるなし、年齢、性のアイデンティティや性的志向に関わらず、あなたが安心して、ありのままの自分でいられる場所。
●多様な意見、議論が許されるだけでなく、歓迎される場所。
●熱心に他人の話を聞き、意見を交換することが基本的な価値として認められる場所。
●劇場の壁の外側でも、内側でも、集団的な行動やコミュニティへの従事ができる場所。

1月19日のイベントは、劇場にとってはこれまでの行いの延長でしかありません。なぜなら、私たちは、社会的な正義や公正のために、ずっと前から戦い続けてきた歴史を持っているからです。
1月19日の集団的なアクションは、これから数年の間、ずっと社会的正義を求める戦いにコミットし続けるという意思を象徴しています。
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多様性を許容する社会を維持していくために、寄付や知識のシェアでもいい、できることをしていこうという感じでしょうか。写真はtheghostlightprojectからお借りしています。
田原総一朗さんの「民主主義とは多数決ではなく、自分と異なる意見を認めること、少数意見も尊重することである」という言葉を添えておきます。

by mllegigi | 2017-01-19 03:02 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

さようなら、オバマ大統領


ミッシェルさんとのダンス(2012) 

退任演説全文和訳


by mllegigi | 2017-01-12 15:42 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

忘却の指人形たち mamalife

断捨離中に発見。顔が硬いのがよくなかったのか、家族にはあまりなじみませんでしたが、今見るとなつかしい。そのうちまた使える日がくるかもしれない(くるのか?)と思い、そっとしておきました。
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by mllegigi | 2016-09-16 12:25 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

金継ぎに出して、

きれいにしてもらって、よそいきの顔をしています。
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by mllegigi | 2016-09-13 15:46 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

FOOD52アマンダさん(2)



アマンダ・ヘッサーのグーグル・インタビュー訳(ざっと!です)

🍓どうやってフードライティングの世界に入ったの?

まずは料理から初めて、で経営の勉強とかをして、なんかやりたいことに迷っちゃって、それで経済学の勉強をするために留学したの。そして、留学先の食べ物が素晴らしくて、それで就職活動の面接やなんかを全部もうやめちゃって、料理の世界で働くことにしたの。いろんなところで働いて、ドイツから初めて、スイスやイタリアに行っておかしな仕事もたくさん経験したわ。面白い経験だった。料理の世界で、シェフとかベイカーとして働くなら、才能のある人とない人がいて、それは明らかなの。私には才能はそんなになくて、こんなに仕事がきついなら、才能があった方が良かったって思った。それで、フードライティングの方にシフトした。あの頃はブログもなくて、フランスで私はメールアカウントも持ってなかった。でも書き始めて、ラッキーなことにワシントンポストに雇われて、それで料理と庭の本を書いて、そのあとにニューヨークタイムズに雇われたの!それはびっくりだったわ。私は本当にラッキーで、こんな仕事ができてる。


🍓なんでライターに?

退屈だったかしら(笑。私はライターになろうと思ったことはなかったし、そんなに生まれ持った才能はなかったと思う。でも、ファイナンスの勉強とかしていて、料理も得意だったし、そういうのを組み合わせたらこうなっていた感じね。レストランのレビューもしたし、エディターもしたし、いろいろしたわね。


🍓そんな風になんでもできるなら演技したらメリル・ストリープになれるかもね?

ははは、一回映画に出たらもう二度と出してもらえないわよ。私はニューヨークタイムズでいいキャリアを持って、別のスタートを切ったの。フードとは違う仕事もした。デジタル関係の記事とかね。最近はインターネットの時代だから。で、チームを作って、いろいろ新しいことを試したわ。そういう経験が積み重なって、Food52を始めることになった。いろいろ私たちには取り組まなくちゃいけない問題があった。レシピに興味があったから、そういうのを試してみたのよ。アイディアがいろいろありすぎて。フードブログも爆発的に増えて。人がそれぞれ表現する場が増えたのは素晴らしいことなんだけど、つまりフードブログはブログのトピックでも3位に入るし。でも私たちにとってそれは対処しなければならない文化的なシフトだったのよね。で、そういったことを受けて、まずフードブックを作ろうと思ったの。伝統的なアプローチよね。アメリカでは昔からクックブックがあったから。私たちは自分たちのやり方が正しいと証明したかった。52weeksで、すべてのシーズンやホリディをカバーするような本を作るの。ちなみにそれで私たちはフード52っていうのよ。もし売れなくても、最悪でも私たちはいい本を作ったんだっていう実感が持てるような本を作ろうと思った。私たちはフードに馴染んだ、そういうのに詳しい人たちをアトラクトするだけじゃなくて、フードブロガーを意識した本を作ろうと思った。お金を集めるのは苦労したわね。でも、人は物理的にクリエイティブな仕事をするチャンスをどれほど持つことができるかしら?すごく貴重な機会よね。レシピを作って実際にクリエイティブになることって。それでレシピコンテストを開いて。みんなのレシピを募集したの。クリエイティブなクックたちの意見を聞きたかった。私たちはそれを編集しようって思ったの。私たちはipad専用アプリも作ったわ。


🍓どれがお気に入りかって?自分の子供のうちの誰がお気に入りか決めるようなものよ!難しいわね。でも一個選ぶわ。〜クリスプ?〜フライ?がお気に入りなのよ。すっごく簡単で、みんなできるわ。


🍓ニューヨークの狭いキッチンでやるにはどれがお勧め?

簡単だからこれよ!フライパンさえあればできるんだから。


🍓ネットのページを見せながら

私はコンテストでアイディアを集めるし、自分たちのオリジナルなものもある。私たちのコミュニティはすごくナイスな人ばっかりで(みんなにびっくりされるんだけど)面白いのはね、このFood52を作ったら、これを見て料理をして失敗した人がニューヨークタイムズに問い合わせてきたのよ!そんなことある?料理に失敗して、全国紙に電話するなんて面白いと思わない?私たちは専門家もいるしね。もうちょっとこのサイトは改善する予定もあるの。グーグルでいろんな質問がきて、それに答えるのよ。たとえば食材が足りなくてそれに代わるものを探していたり、オーブンのそばにいて、問題が起きてたりするときに、アプリで質問したらそれにすぐに答えられるようなシステムを作っていて。これなんだけど、ちょっと暗くて見づらいわね。ニューヨークの別のお店のシェフもそうやってオーディエンスとコミュニケーションをとってたわ。オープンフォームでみんなが質問できるやつね。100人ぐらいの私のコミュニティーの人たちがいて、オンライン上で知り合って、それでプレゼントを贈りあったりもするの。あれ?アプリがうまく起動しないわね。でも本当に素晴らしいアプリなのよ!お見せできないからそういっとくしかないしね。(笑 私たちはオンラインの会社で、いろいろクラウドソースとかでやるのよ。ホリディには「サバイバル」というテーマがぴったりね。料理の経験豊富な人でも、家族や親戚が5人も訪ねてきたらてんてこ舞いになっちゃうから、だから私たちのアプリはどうやって休日を「生き延びる」かっていう方法を提示するの。これね。9.99ドルのチャージでこういうのを紹介するのよ。伝統的なホリディ・メニューとかをね。


🍓とっても素晴らしいわね。次はどんなプロジェクトを考えてるの?

小さいことよ。いろんなシェフがもうやってるかもしれないけど、私たちはみんな料理するでしょ、毎日。だからこのコンセプトはすごく良いのよ、私たちにとって。私はいろいろ実験もするしね。


🍓キーワードを言っていくから答えてね。クラウドソーシングはあなたにとって何?

コミュニティを作ることね。


🍓ジュリア・チャイルドイコール?

難しい。


🍓フードブロガーは?

エネルギッシュ。


🍓ニューヨークで好きなことは?

人よ。


🍓フードトレンドで好きなことは?

成長してること。


🍓フードトレンドで嫌いなことは?

みんなハンバーガーに夢中だってこと。みんな、なんでハンバーガーとピザに夢中なのよ?どの本にもハンバーガーの深淵といかいう記事があるけどあれは何?


🍓フードトラックは?

オッケーよ


🍓リアリティ・シェフ・コンペティションは?

楽しいわね。うん、楽しい。


🍓グーグルで一番驚かされたことは?

うーん、そんなに知らないから

文句じゃないわよ、でも、グーグルでさえレシピサーチのシステムが整ってないってことね。(ははは、ビジネスチャンスね)


🍓私は金曜日フリーなんだけど、私に何を作ってくれる?

えっとね、私はいっつも人を呼ぶときにコース料理を作って夫に嫌がられるの。大変すぎるよって。だからサラダかな。あとスロー・ローストされた魚とか?あなたに作ってあげられるのは私の義母のケーキとかね。


🍓今冷蔵庫に何が入ってる?

レモンよ。誰かが大量にくれたの。あとジュリア・チャイルドのクリーム・キャラメルも入ってるわね。みんないつ、料理がいつ出来上がったのかわからないのよね。それが問題なのよ。いつカスタードクリームが出来上がったのかわからない。だから私たちはそれについてのビデオを作って、それで食べたわ。そのあと。


🍓皿洗いは誰がするの?

夫よ。


🍓いつも家で作るものは?

パンケーキ・レシピね。


🍓みんなに知られてないけど素晴らしいレストランは?

ブッチャー、チェキート8th avenueにあるわ。私の大好きなチェフがいるのよね。


🍓誰か他に質問ある人?(視聴者に)🍓

🍓こんにちは。私はあなたの考えをずっと聞きたかったの。料理の世界に入ろうとしてるんだけど、料理の経験を積むにはどうしたらいい?

一つのクックブックや、一つのレシピソースから始めることね。いろいろ試してみるんじゃなくて、まず一つの本としっかり関係を築くことが大事だと思う。で、その本の料理はバッチリってなってから別のことをしてみる。一つの場所から始めること。それで、ハイディ・スワンソンって知ってる?スーパーナチュラル・クッキングをやってる人。あの人のレシピは素晴らしいし簡単だから、スワンソンの本から始めてみたらどう?


🍓レシピの世界では、何がオリジナルで何がそうじゃないかって決めるのは難しいと思うんだけど、何か意見ある?

ああ、それはとっても良い質問ね。料理の世界で©が取れるのは、プロセスだけ。食材に©はつけられないから。だから全体にも©がつけられない。どのレシピも他のレシピから影響を受けてる。そのコンテクストをまず祝福すべきね。料理って歴史があるんだなってことがわかるから。台所に立ったとき、オリジナルに作るんじゃなくて、これにあれを足そうとか、あれも足そうとか、そんな風にして料理ができるものね。まずは土台があるのね。前に誰かが作った土台がある。私たちがレシピを作って、クオリティを保っているわ。いろいろ試すことでね。私たちは2000のレシピを持ってて、それはオリジナルよ。でも、どこからインスパイアされたかは明らかにする。でもオリジナルであるってことで大事なことは、レシピに個人的なヴォイスがあるかってこと。自分自身の経験からものを言ってるかどうかが大事なのよ。わかるかしら?


🍓私はアルファベット順のクッキングカードで料理してるの。すごく古いやり方でしょう?でも、母がいつもそうやっていたから。今はもう全部デジタル化してしまっているわよね。それで、私の質問は2つなんだけど、あなたが料理をするとき、そのプロセスなんかをメモる作業も、デジタルでやるの?それとも紙に書いている?もう1つの質問は、インターネットのサイトで、料理のプロセスを書き込むところまで見せてくれるものはある?でパーソナルに保存できるサイトとか?

えっと、新しいサイトがあって私はあんまりよく知らないけど、パプリカっていうサイトがあるようよ。あとは、みんなevernoteを使っているわね。私自身はレシピ本を出版しなくちゃいけないからパソコンで書き込むけど、でもワードとかを使っていて、私ったらその管理の仕方がひどいのよね。何がどこにあるのか全然わからないわ。


🍓あなたのレシピのコレクションは、アメリカっぽいよね。もしレシピの種類を増やしたりするつもりなら、どうする?いまのコミュニティーを失うと思う?何か変えようとする?

うーん、かえないと思うわ。


🍓あなたは留学して、いろんな経験をして、いろんなシェフのもとで働いて、いまのあなたがあるんですよね?その経験を踏まえて、インターネットにアクセスできない人にとって、あるいはテレビが見られない人にとって、たとえばフード52とかを見られない人にとって、どうやってレシピを習うのが一番良いと思いますか?

実際にキッチンに立つことね。私はそうだったわ。それしか学ぶ方法がなかったから。


🍓旅行とかも良いと思いますか?

そうね、私はすごいひどい留学の仕方をしたわ。奨学金をちょっとだけもらって。でも、外国でレストランで働くなら、お金は全然いらないわよ。一週間に6日働かされる代わりに、宿も提供してもらえたりするし。変な場所にも住んだわ。えーっと、言わない方がいいかな。レストランで実際に働くのは一番可能性のある教育ね。料理に関して。間違いをおかしても、いろいろ学べるしね。でも、私が当時インターネットとかテレビで学べたらそれも良かったかもしれない。トップシェフのための学校ってのもあるわね。高いけどね。レストランで料理をすることの問題は繰り返しが多いことね。いろいろ試したりできないのよ。でもフードレシピを作るには、「同じ料理を2度とつくるな」っていう教えがあるのよ。いろいろと実験することが大事だからね。


🍓こんにちは。私はあなたの本の中のレストランで一人で食事をする章が好きなの。でも、いまあなたはもう結婚して、子供もいるわね。いまでも、一人で新しいレストランに行って食事をしたりするの?それとも、そういうことはできなくなった?

あー、もうそういうことは随分長い間してないわね。一人で行く方がいいレストランもあるものね。ニューヨークには、いいバーがたくさんあって、そこで美味しいものも食べられるし。それはナイスね。私はクラフトっていうバーがすごく好き。美味しいの。マイリーノってとこもいいわ。眺めも良いしね。自意識過剰にならずにすむ秘密の場所よ。


🍓go-to placesについてだけど、ニューヨークには庭も兼ね添えたレストランとかはないよね。あなたは、どこにショッピングに行って、どこで食材を買うの?

ブルックリンハイツに行って、それは家族の儀式なんだけど、そこで買うの。そこにはいい魚もあるし、野菜もあるしね。そこのデリバリーの人ともよく知り合ったわ。


🍓まだ質問があるんだ。

あなたは、インターネットに載ってるレシピを実際にたくさん作ったりするよね。

その中で、ひどいレシピとかあったかな?実際に作ってみたら全然うまくいかないレシピはあった?

いい質問ね。そんなことしょっちゅうあるわよ。ニューヨークタイムズのアーカイブにある100のレシピを載せた本があって、その中の一つが、ほんっとうにひどかったのよ。私たちは1000のレシピを日々読むから、どれがひどいかはわかるようになっていくわ。みんなプロじゃないから、水を足すこと、とかそんな基本的なことを書き忘れたりもするのよね。でも、私たちはひどいレシピもそのままにするわ。補足で付け足したりはしないのよね。

🍓🍓🍓今日はどうもありがとう!(インタビューが行われたのは2012年でしょうか)


by mllegigi | 2016-08-22 23:22 | 好きな場所、もの、ことば、ひと