マドモアゼルジジの感光生活

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ししゃもの南蛮漬け

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軽くすませたいときのメイン、サイド、お夜食にも。
酸っぱくてさっぱりと。

ししゃもは水分をリードでふきとり、
小麦粉をつけて、やや高い中温でこんがり香ばしく、揚げる。

先に用意しておいたつけ汁に
揚げたてのししゃもをどんどんつけ込んでいく。
つけたその瞬間からでもいただけます。
しばらく冷蔵庫でおいておくと、骨もやわらかく、
味もしみ込みます。
たまねぎのスライス、青とうがらしなどをいっしょに。
その場合はつけ汁を多めにします。

つけ汁は、三杯酢が基本になりますが、お好みでいかようにも。
うちの子供たちには慣れ親しんだ味なのですが、
この母の分量はずいぶん味が薄いほうだと思います。

ししゃも8匹に対し、
酢=100cc
だし汁=100cc
しょうゆ=小1弱
砂糖=大1弱
お好みで塩少々

by mllegigi | 2009-11-30 17:29 | ごはん

厚揚げの炊いたの

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村上春樹もきっと大好き、関西人はおあげ好き

厚揚げ2枚=油抜きをする(さっと熱湯をくぐらせるというか、熱湯をかけます)
対して、おだしC2
さとう大1
みりん大1
しょうゆ大1
酒大1
を入れて、煮汁が少なくなるまでじっくり煮含める。

オクラ=さっと塩ゆでしたものを、
出来上がったおあげの煮汁の中にしばらくつけておく。
by mllegigi | 2009-11-25 21:03 | ごはん

A Mother

             親愛なるFへ

             「ああ、たいした女だよ」
             物語の最後にやや呆れて、そう言われた母親はカーニー夫人。

             彼女は娘が、エインシェント音楽堂で開かれる、
             グランドコンサートのピアノ伴奏を四日連続で頼まれたとき、
             とても嬉しく思うんですね。
             で、8ギニーの報酬という契約をします。
             ところがふたを開けてみると、コンサートにひとが集まらなくて。
             「4回は多過ぎた、金曜のコンサートは中止して、土曜日を満席にしよう」
             そんなお達しが主催の委員会から出ます。
             「あらあら、お金はちゃんと4日分払ってくださるのよね」
             カーニー夫人はいやな予感がして、詰め寄ります。
             ほかのアーティストはそれなりに
             契約分を支払われているようなのです。
             でも。彼女の娘は伴奏者であるし、若くもあるし。

             件の土曜日、あいにくの雨の大音楽会の夜。
             カーニー夫人はまだ、こだわっています。
             いよいよ第二部が始まろうというとき。
             「娘に8ギニーを払ってくれないと、娘は出ません」
             楽屋中を巻き込んで、大騒ぎをするの。
             お金のことを言うカーニー夫人には、
             こんな場所で、品がないだの、恥知らずだの、非難轟々。
             でも彼女はほんとうにがんばるのね。
             「絶対娘を出さない。
             こっちが男なら、こんな扱いをしないでしょうよ。
             でも娘の権利はちゃんと通してみせます。
             馬鹿にされてなるものですか」
             馬車を夫に拾わせて、娘を連れ帰ってしまうのよ。
             それで、たいした女だってことになった。

             カーニー氏は、まじめで、倹約家で、酒もやらず、信心深く、
             ロマンチックな男ではなかったらしい。
             だけど、カーニー夫人は自分のロマンチックな夢をしまい込んだわけではなかったと
             ジョイスは書いているの。

             彼女はお金のことに執着しているように見えるけれど
             お金などどうでもよかったのじゃないかな。
             長い今までの人生において、彼女の夢を壊し続けてきたものに
             反抗したのじゃないかな。
             娘の権利はそのまま彼女の人生の権利でもあった。
             そこを譲らなかった。
             さすがアイルランドの女だ。
             ジョイスは、頑固で反骨精神旺盛な「江戸っ児とよく似た」
             (長谷川如是間『初めて逢った漱石』より)
             アイルランド人の気性をカーニー夫人に映し込んだのだ。
             彼女は娘の権利や彼女自身のロマンチックな夢やそういった人生の大切なものを、
             つまらない世間体やら男の見栄やら
             どこが偉いんだかわからない権威から、
             頑固に守り抜いたのだ。
             そんな気がしています。
             いえ、まあ、大変な頑固者だということなんでしょう。
             頑固者はロマンチックでもあるということなんでしょうか。
             「母は強し」と日本でも言いますが。
             *『ダブリナーズ』より『母親』ジェイムズ・ジョイス 柳瀬尚紀訳 新潮文庫

by mllegigi | 2009-11-20 07:42 |

高野豆腐としいたけのたき合わせ

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高野豆腐としいたけの含め煮。
いんげんとにんじんをあしらって。
もう一品、湯葉があればもっとよかったでしょうね。
おおよそ煮物の中ではなかなか上品で、お客様向きだと思っているものの一つです。

作り方
高野豆腐は=
熱めのお湯で戻します。
しぼり汁が白くにごらなくなるまで、水道水をかけて、軽くしぼる。
濃いおだしをとって、さとう、うすくちしょうゆ、
そして塩少々=できるだけ、薄い色で炊き上げるためにお塩をきかせる。
味つけの分量は、土井勝さんのものを参考に。

高野豆腐4個に対し
だし汁C3
さとう大7
塩小2
酒大1.5
薄口しょうゆ小2
弱火でどれくらいかな、30分以上、一時間以内。

しいたけは=
ぬるま湯で戻す=急いでいるときは熱湯をかけるなんてこともします。
やわらかくなったら、いしづきをとり、大きければ、一口大に切る。
もどし汁も使って、しいたけがかぶるくらいのお水を鍋にいれ、
砂糖、しょうゆ、みりん、お酒で
お汁気がひくまで、煮含めていきます。
にんじんは、このお鍋の中にいっしょに花型に切って入れておく。

分量目安はしいたけ(中8枚)に対し、
まずひたひたのもどし汁+水だけでまず、2〜3分煮る。
さとう大3
みりん大1
3分後に、
しょうゆ大3.5
を加えて、中火で煮汁が少し残る程度まで。
つやつやに仕上げる。

さやいんげんは別のお鍋で、ゆでる。
お水に塩少々で。

by mllegigi | 2009-11-17 00:06 | ごはん