マドモアゼルジジの感光生活

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いつでも田作り

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          カルシウムの補強に最適。
      常備菜に作りおきます。
      お正月じゃなくても、年中手に入ります。
      一品、これがついていると、とても健康的な気がするのです。
          

          材料

          ごまめ50g
          しょうゆ大3.5
          砂糖大3.5
          みりん小2
          酒小2

    
          作り方

          ごまめはそのまま、フライパンにいれ、
          弱火で、おはしで混ぜながら、
          ぱりっとなるまで=ぽきっとなるまで煎る。
          フライパンではごまめが重ならないように。
          数回に分けて、煎る必要があります。
          電子レンジでも。
          その場合は耐熱のお皿にドーナッツ上にのせて、500w1分50秒。
          リードペーパータオルにおいて、冷まし、
          細かいゴミは取り除いておく。
          煮汁の材料(しょうゆ、さとう、みりん、さけ)をなべにいれて
          火にかけ、泡が立ったら、弱火で煮詰め、
          泡が小さくなったら、ごまめを一度に加える。
          手早くかき混ぜて、全体に絡め、バットに広げて冷ます。

by mllegigi | 2010-01-21 10:50 | ごはん

今夜はハヤシライス

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          すぐできるけど、ごちそうじゃないなんて言わせない
          
          材料4人分目安

          牛肉200〜300g(できるだけ、やわらかく赤みのところ、ステーキ肉なら最高です)
          玉ねぎ中1
          マッシュルーム水煮100g
          デミグラスソースハインツでも400g
          ケチャップ大2 
          中濃ソース大2
          砂糖少々
          水200cc加減する
          赤ワイン50〜100cc

          作り方


          フライパンでたまねぎを甘みがでるまでよく炒める。
          たまねぎをお皿にとり、
          同じフライパンで、牛肉を細く切って小麦粉をまぶしたものをいためる。
          牛肉も取り出し、そこに、マッシュルームを入れ、
          赤ワインを加えて、デグラッセする=
          美味しいところをこそげとって、
          すべて鍋に入れる。

          デミグラスソース+中濃ソース+ケチャップ+水を加えて、
          軽く煮込んでいきます。
          隠し味にお砂糖少々。
          そのうちわずかにとろみがついてきます。
          デミグラスソースが、辛いので、
          塩は使いません。
          こしょうのみで味を整えます。
          途中、濃度、味を見ながら、適度に水を加えたりします。

          出来上がったら、カレー皿に盛りつけます。緑をそえて。
          付け合わせには、ピクルス、オリーブ、らっきょう、など。
          サラダがあれば、立派なお夕食に。

by mllegigi | 2010-01-11 17:56 | ごはん

ロマンチックの定義

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          ロマンチックとは、生きる力を取り戻すこと
          
          「灰色の空が家を押しつぶしそうに垂れている。
          長い長い冬よ。そこへぱっとお日さまが射すのよ。
          雪雲が割れて青空が顔を出すのよ。
          光がわーっと溢れ出て来て、そこいらがちかちか光る........」(『天気ちゃん』佐藤愛子著より)
          あなたが望んだ、すばらしいお天気の、
          天気ちゃんという、まるまる太った男の子の名前。
          ほんとうに赤ちゃんがいたらよかったのに、ね、タキノさん。

          タキノは東京の大きな呉服屋から
          北国の町へ嫁いできた。
          夫はどうしようもない男で、隣町に女と暮らしているらしい。
          今ではタキノがひとりで、織物問屋ののれんを守っている。
          タキノはなにしろ強い女なのだ。

          そんな彼女がある日、昔の恋人原田新作に出会った。
          彼女も彼も、時間の限られた逢瀬のために、ただただ深い雪の中を走っていく。

          田辺聖子さんは、現代における「ロマンチック」に 
          「生きる力を取り戻す」という意味を付け加えています。
          「ロマンチックというのは、
           人生が一瞬、あけぼの色に、仄明るんでくること。
           それによって気を取り直せるかもしれないこと。

           ロマンチックというのは、
           人間が、泣きたいときに、泣くかわりに微笑すること。

           ロマンチックというのは、
           人生のディテールで思いがけない美しさを発見して、
           そのつもりであちこち見るとどこにもここにもあった、とびっくりすること」(田辺聖子)

          タキノさんといっしょに声をあげて泣いて、泣いて、
          泣いたあとの心に、なぜか、晴れ晴れ青い空が広がり、
          元気を出して、また、がんばって生きていこうと思える、
          『天気ちゃん』はそれはそれはロマンチックな小説です。 
          *『天気ちゃん』(佐藤愛子作『加納大尉夫人』に収録、講談社) 
             
by mllegigi | 2010-01-07 17:12 |

一生に一度

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          学校から家に帰ればあなたがいる。
      あなたを見ていればそれでよかった。あのころ。
      Once in a Lifetime
  
  
          アメリカに住むインド人の家族が、
          インドからやってきた別の家族と
          あるとき、一ヶ月以上もいっしょに住むことになりました。

          それはやはり、ホスト側には大変なことなのです。
          あちらは好き勝手に起きてきて、
          ヘーマ(主人公)のお母さんばかりがお料理をして、
          なんだか不公平だし、リビングは占領されるし。

          でも女の子ヘーマは、
          学校から帰ればあなた(別の家族の男の子カウシク)がいる。
          あなたを見てればそれでよかったのだと。
          こうして当時13歳だった少女の回想で物語が進んでいきます。

          一昨年8月に出た『見知らぬ場所』
          (ジュンパ・ラヒリ著 新潮クレスト)のなかに、
          『ヘーマとカウシク』という題名をかぶせた3連作、
          『一生に一度』『年の暮れ』『陸地へ』があり、
          13歳と16歳で出会った彼らの30年を追っています。

          ジュンパ・ラヒリにはどこか古い日本人に近いメンタリティが
          あるように思えます。
          親の決めた人との結婚とか。律儀な里帰りとか。
          彼女にくらべるとアメリカの女性短編小説家は、ごりごり音が
          出そうなほどたくましい小説を書く人が多いのです。
          テス・ギャラガーの『ふくろう女の美容室』ですとか、
          60歳にして『ブロークバック・マウンテン』を書いたアニー・プルーも。
          『最後の瞬間のすごく大きな変化』のグレース・ペイリーも。
          個性はそれぞれですが『大草原の小さな家』や『のっぽのサラ』のように、
          女性もタフでなければならなかった建国以来の不屈の魂を感じます。

          ジュンパ・ラヒリは両親の世代からアメリカに渡ってきたインド人の二世で
          無駄に美人っていうくらい美人ですけれど、
          アメリカではマイノリティです。
          彼女のような文学界のワンダーガールといえども、   
          親世代の葛藤を全部きれいに払拭することは難しいのかもしれません。
         
          ラヒリは本来うまくとらえられないはずの感情を逃がさず、
          瞬時に言葉でつかみ取ります。
          屈折した、それでいて、自在に適応しようとするしなやかな精神性が
          小説に見え隠れするとき、私は彼女をとても好きになります。
          
          この3作の中では『年の暮れ』がいちばん泣けました。

by mllegigi | 2010-01-06 14:47 |