マドモアゼルジジの感光生活

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暮らしの切れ端4 大晦日の過ごし方

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今年はクリスマスをしなかった。ケーキすら買わなかった。年々、クリスマスが希薄になっていく。「クリぼっち」などという言葉が流行っていることから考えると、あながち、私だけの気分でもなさそうだ。お正月もやはり簡単にすませたいと思う。しかし、この考えは世の中と逆行しているらしい。先日デパートに大々的なお正月用品コーナーがあって驚いた。山田平安堂の漆器が前面に並び、お祝いのテーブルには、取り皿、豆皿、塗りのものが、折敷とともにきれいにセッティングされている。色とりどりのお祝い箸もずらりと並んでいた。

昨日は最終のお買い物。真冬でもメノポーズで半袖暮らしだった私には長い間セーターは必要なかったが、早くもバーゲンが始まっていて、手頃な普段着をいくつか買う。試着に時間を取られ、地下へ降りると、すでに切り三つ葉が品切れになっていた。注文しておいた煮込み用牛肉1キロを引き取り、あとは絹さや、お豆腐、菜花、チーズ、ほうれん草、白ワイン、パンなどを買い足す。

今日は朝から、金柑、牛肉のパプリカ煮込み、サーモンパイのパイ生地の生成、味噌風味ココナッツいちごアイスクリーム、なますを作る予定。母は焼豚、こいも、タケノコ、椎茸、高野豆腐、れんこん、人参、百合根、こんにゃく、たづくり、きんときなどを仕込むことになっている。大晦日の夜はできるなら、静かに過ごしたい。3つほど読まずに残しておいたニューヨーカーの短編集を読んで年を越す。そういえば、旅行中に迎えたシャンパンだけの、ほかには何もない、何もしない年明けは、なかなかすてきだった。
どうぞ、よいおとしを。
(写真はお正月用のお飾り、洋風料理に添える蘭の花)

by mllegigi | 2015-12-30 11:28 | 暮らしの切れ端

とらやの跳猿

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お正月用にいただいたのを、待てない私は切り口が見たくて開けてしまった。おさるの絵が出てくるのかなと思ったが、いやいや、上品におさるさんのしっぽが茶色でイメージされていた。夏目漱石が好んだというとらやの羊羹。その重さは凶器になるほどだと書いたのはだれだったか。

by mllegigi | 2015-12-20 21:54 | いただきもの・季節のもの

Blossom Dearieの声

HAPPY HOLIDAYS!
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歳をとってからも、彼女のかわいい声はそのまま、変わりませんでした。



by mllegigi | 2015-12-16 20:31 | 音楽

日曜お昼ごはんとお菓子


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昼食は納豆チャーハン。海苔を散らして。色絵皿again&again! 残り物の筑前煮。朝から作ったさつまいものレモン煮を添える。たまねぎとお揚げのお味噌汁。福神漬け。デザートには、
銀座和光のゆずケーキ(いただきもの)、デカフェのお紅茶。
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by mllegigi | 2015-12-13 14:56 | ごはん

すばらしい夜

カナダは来年2月末までに2万5000人の難民受け入れを表明している。若くとびきりホットな首相がこのようなスピーチをする。排外主義の風潮が高まるこのご時世に、うらやましい国である。
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カナダ・トルドー首相のシリア難民歓迎の挨拶の動画はこちらから
This is a wonderful night, where we get to show not just a plane load of new Canadians, what Canada is all about but we get to show the world how to open our hearts and welcome in people who are fleeing extraordinary difficult situations.
But it’s not just about receiving them tonight. It’s about hard work we all gonna do in a coming weeks, months and indeed years to insure that everyone who passes through here tonight and in the weeks and months to come are able to build a life for themselves, for the family and also contribute fully to the continued growth of this extraordinary country.
Tonight they step out of the plane as refugees but they walk out this terminal as permanent residents of Canada with social insurance numbers, with health cards and with an opportunity to become full Canadians.
This is something we are able to do because we define a Canadian not by a skin color or a language or religion or background but by shared set of values, aspirations hopes and dreams that not just Canadians but people around the world share.(BBC NEWSの動画より)

今夜はすばらしい夜です。
今夜、私たちは、飛行機いっぱいの新しいカナダ人、そしてカナダがどういう国なのか、ということをお見せするだけでなく、世界中の人に、避難中でひどく困難な状況にいる人たちに心を開き、彼らを迎え入れるにはどうしたらいいのか、ということをお見せする夜です。
しかし、本当の問題は、今夜彼らを受け入れることではなく、これから数週間、数ヶ月、そして実際のところ数年にわたって、今夜ゲートを通ってきた人たち、そして今後数週間、数ヶ月の間に来る人たちが、ここで、彼らとその家族のために生活を築き上げ、この素晴らしい国の一貫した成長に完全に貢献できるようにするために、私たちが努力することにあります。
今夜、彼らは難民として飛行機を降りましたが、カナダの永住国民としてこのターミナルを出ます。社会保障ナンバーと、保険証、そして、完全なるカナダ人となる機会と共に、歩み出すのです。
私たちがこんなことをできるのは、我々が、肌の色や言語、宗教や育った環境でカナダ人を定義づけているのではなく、カナダ人のみならず世界中の人々に共有されている価値観、憧れ、希望、夢といったものでカナダ人を定義づけているからです。(拙訳)

by mllegigi | 2015-12-12 17:35 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

古い色絵のお皿

お正月に、と思っていたのですが、先週から麻婆なすもだいじょうぶ。お刺身もだいじょうぶ。天ぷらも、おそらくスパゲッティも毎日、同じような感じで使い過ぎました。そろそろ別のお皿にしなくちゃ!
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12月11日(金)
今日は夕方あちこち走り回って、家に帰り着いたのは7時半。
今夜女性だけだし、メインはウインナーにしておこう、朝食みたいだ。
ウインナー
ポテトサラダ
(ビネガー+オリーブオイル+塩こしょう+玉ねぎの炒めたもの+パセリ)
筑前煮残り物
トマトのオリーブオイル焼き
きゅうりともずくの酢の物
板麩入り赤出しのお味噌汁
筋子の粕漬け
黒オリーブ
きゅうりの浅いぬか漬け
デザート:味噌風味いちごココナッツアイス
ほうじ茶、コーヒーはデミで、みかん
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12月10日(木)
麻婆なすピーマン入り
サラダ(オレンジ、トマト、アボカド)レモンドレッシングで
卵のおすまし
キングサーモン(いただきもの)を焼いたものをほぐした残り
自家製きゅうりのぬか漬け、塩昆布
デザート:味噌風味いちごココナッツミルクアイスクリーム、緑茶、コーヒーちょっと。
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by mllegigi | 2015-12-11 22:27 | ごはん

味噌風味いちごココナッツアイス oishii

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つねづね、洋菓子には塩の代わりにしょうゆや味噌を使ってもいいのじゃないか、と思っているのですが、すでにDavid Levovitsさんのレシピに、
Roasted Strawberry-Miso Ice Cream(『やせっぽちソプラノキッチン』で日本語による紹介をされています)というものがあります。ぜひ、原典に当たってみて下さい。そこにヒントを得て、以前からお気に入りのココナッツ&キャラメル&バニラカスタードのアイスをもとに、お味噌を使ってアクセントをつける「いちごココナッツアイスクリーム」を作ってみました。ほんの少しの味噌が甘味を抑え、奥深い味わいを出します。アイスクリームは作り置きができるし、食後のデザート向き。クリスマス、お正月のお口直しに、と思っています。ココナッツミルク1缶で、大人数で楽しめます。
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味噌風味いちごココナッツアイスクリーム
材料
いちご 350g〜400g(飾り用に数個残すとして2パックかな。場合によってば540g〜580gあっても、全部入れます、おいしい)
メープルシロップ 大さじ2
黒こしょう お好みで

ココナッツミルク缶400g
卵黄4個
味噌白味噌なら、小さじ1から始めて、ふつうの味噌なら小さじ1/4から始めて味を見ながら、好きなところで止める(赤字、訂正しました)
お味噌は少量でよく効果を発揮します。辛くなりすぎないように、しかし、パンチが効かなくてもつまらない味になります。原典をごらんになって、調節して下さい)
砂糖 60g〜お好みで
バニラエッセンス ひとふり

作り方
  1. いちごを厚手の鍋に細かく切って並べ(1/4)、弱火にかけて、じっくり煮つめる。途中、いちごの汁が出てきたらメープルシロップを加える。いちごの色がまだきれいで、しっかりやわらかくなった頃合いを見計らって、火を止めます。
  2. 別の鍋に卵黄と味噌と砂糖を入れてよくかき混ぜたあと、ココナッツミルクを少しずつ加えながら、泡立て器の小さいのを利用して、さらによく混ぜ、火にかけて、とろりとするまで煮詰めます。最後にこしょうを加え、味を見て、味噌砂糖が必要なら味を整えます。火からおろし、冷水の中に鍋を入れてまったりするまで、かき混ぜます。冷めた1と2を合わせ、ステンレスのバッドに流し入れて、冷凍庫で冷やしかためます。ときどき(1時間とか2時間に1度は)かき混ぜては空気を入れます。
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by mllegigi | 2015-12-10 15:54 | お菓子・デザート・ジャム・お茶・ドリンク

夕食素描

最近お気に入りのお皿を頻回に使って。
テーブル回りもいい加減、照明も暗いです。藍色パスタ皿は直径21cm。

12月6日(日)
シューファルシ
(ロールキャベツの形を俵型ではなく円型に。ベーコンと花型に抜いたにんじん、トマトの角切りを加えてチキンスープで煮ます。)
じゃがいものバター焼き
だいこんおろしといただきものの加島屋の筋子
壬生菜のお漬け物と塩昆布
デザート:いちごとココナッツミルク味噌風味のアイスクリーム、コーヒー
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12月5日(土)
いただきもの(ばかり!)のローストビーフ
焼きトマトとブロッコリーのゆでたの
ししゃものマリネ野菜添え(にんじん、たまねぎ)
かぼちゃとコーンのスープ
加島屋の粕漬けたらこ
壬生菜のおつけもの
デザート:りんごのケーキ、コーヒー、みかん
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12月4日(金)
生しいたけの変わり揚げ 大根おろしと天つゆで、レモンと貝割れ
キャベツと紫蘇とたまねぎスライスとにんじんのサラダ
白菜とうす揚げの煮もの
加島屋の粕漬けたらこ
白菜のお漬け物
じゃがいものとわかめのお味噌汁
デザート:洋梨
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by mllegigi | 2015-12-08 11:32 | ごはん

暮らしの切れ端3

ルペン氏のこと
フランス極右の国民戦線フロントナショナルがこのたびの選挙で大勝利。党首はルペン氏。際物=大衆迎合主義=ポピュリズムという点では、アメリカのトランプ氏といい勝負だ。私がフランスに住んでいたときはお父さんルペン氏の時代で、今はお嬢さんルペン氏に代替わりしている。当時から移民排斥の問題はずっとくすぶっていて、地方ではフロントナショナルが選挙で勝つこともあり、あれあれ、みんなルペンに投票したんだ、みんな移民が嫌いなんだ、と外出するのが怖く思えた日もあった。「おまえも帰れ」と言われそうで(だれもそんなことは言わなかったけど)。
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お嬢さんルペン氏は、お父さんより幾分マイルドになったとはいえ、難民の受け入れについて「ドイツは奴隷が欲しいだけだ」などと発言している。EUもお嫌いのようだ。各国とも、難民受け入れに何の計算もないとは思わないが、命からがら故国を逃れてくる人々を追い返すことができるだろうか。私はオランド大統領やドイツのメルケル首相*の、難民を人道上受け入れるという発表にヨーロッパの理性を感じたのですけれどね。本音と建前、うーん、むつかしい。
*(追記:12/9メルケル首相は米タイム誌の「今年の人」に選ばれた。選出理由は「多くの政治家であればおそれることを自国に求め、暴政と安易な便宜主義の双方に立ち向かい、確固たる論理的指導力が不足しがちな世界に、それをもたらしたこと」。(朝日新聞12/10朝刊)


食事の席ではフランス人は政治の話をしないと聞かされていたが、そんなことはなかった。「フランス人が移民と結婚しはじめたら、だんだんほんとうのフランス人がいなくなってしまう」という意見も出たが、バンバン机を叩いて、白熱の大議論。ルペンなどが出てきてもだいじょうぶ、フランスの自由平等友愛の精神はちゃんと受け継がれているんだわ、立派な教育を受けてるんだなあって感心したものだ。

あれから30年近く経って、今朝のニュース。ルペン、しぶとい!パリでテロがあったばかりだから一時的に右傾化するのはしかたがない。しかし、そのパリでは、難民歓迎のデモが行われたそうよ。一方ではフランスは自由平等友愛を掲げながら、移民への差別や貧困の現状が露になっていることも事実。イスラム教圏とキリスト教圏の間には、日本人には計り知れない長い歴史上の確執も横たわっている。テロが起きるたびにイスラム系への風当たりも強くなるだろう。ここはフランス人の踏ん張りどころ。いえ、世界中の踏ん張りどころ。

by mllegigi | 2015-12-07 15:49 | 暮らしの切れ端

和風かぼちゃプリン

かぼちゃの煮ものがプリンのもと。煮くずれました。それを裏ごしして使おうという苦肉の策です。砂糖、しょうゆ、おだしもきいているはずなのに、全く問題はなかった。しょうゆが、ほの香る(ほとんどわからないけれど)和風かぼちゃプリンとなりました。洋菓子を作るとき、塩の代わりに、発酵食品(しょうゆ、味噌)を使って味に深みが出るのなら、何にでも試してみたくなります。クッキーにもいいのじゃないか、アイスクリームにも、と期待がふくらみます。
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和風かぼちゃプリンのレシピ
材料
味付きのかぼちゃの煮ものを裏ごししたもの400g
卵4個
砂糖60g〜
牛乳70ml
バター小さじ1程度
ラム酒小さじ1程度
バニラエッセンス少々

カラメルソース
グラニュー糖120g
水大さじ4

  1. まずカラメルソースを作ります。厚手の鍋に砂糖と水を入れ、中火にかけて、ときどき鍋をゆらす程度で触らずに、泡が消え、好みの茶色(濃淡はお好みで:濃くすると甘ったるい感じが消えます)に変わるのを待ちます。どこかの時点でさらさらの液体になる瞬間がやってきます。そこを見極め、火からおろし、鍋底をぬれふきんに一瞬あて、すぐにサラダオイル(分量外)を薄く塗った型に流し、冷蔵室で冷やす。そのとき、カラメルは鍋にすこし残しておき、水を足してもう一度火にかけ、さらさらのカラメルソースを別に作っておきます。これはいただくときに、プリンの上からかけます。
  2. かぼちゃの煮ものは皮をはずして、裏ごしました。牛乳は沸騰直前まで温め、火を止めてから、バターを加えて溶かします。
  3. ボウルに卵を溶きほぐし、砂糖を加えてよく混ぜ、かぼちゃ、牛乳とバター、ラム酒、エッセンスを加えてよく混ぜ、型に流し、天板の7分目までの高さに湯(あまり熱くないもの)を注ぎ、160℃に温めたオーブンで50分目安に焼きます。
  4. 型からはずして、冷蔵室で冷やしておきます。(拙著参照)

by mllegigi | 2015-12-06 14:41 | お菓子・デザート・ジャム・お茶・ドリンク