マドモアゼルジジの感光生活

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いちごカスタード

家族に「デザートは何がいい?」と聞いたら、いちごカスタードパイでした。香ばしい生地、やわらかいカスタードにいちご。夕暮れどきに出来上がりました。
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by mllegigi | 2016-02-28 01:37 | お菓子・デザート・ジャム・お茶・ドリンク

『愛、アムール』

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ミヒャエル・ハネケ監督・脚本(2012)。見逃していたのをようやく。瀟洒なパリのアパルトマンに暮らす年老いた音楽家のカップル。映画はほとんどアパルトマンの中だけで進行する。衝撃的な始まりは衝撃的なラストシーンでもあるという仕掛け。既視感があったのは、フォークナーの『エミリーに薔薇を』のラストとちょっとだけ似ていたから。たしか、それを読んだときも悲鳴を上げたのだった。歩けなくなった妻を夫が抱えて少しずつ少しずつ移動するとき、ふたりはダンスをしているかのように見える。その老老介護のぎこちないダンスは、彼らがこれまで歩んできた人生を見通して、思いがけないエロチシズムを醸し出す。★★★★★


by mllegigi | 2016-02-26 12:25 | 映画

『キャロル』観賞

完璧すぎる。1ミリの破綻もない感じが、むしろ小さなマイナス点になってしまうくらい。純然たるラブ・ストーリー。この小説や映画がすばらしいのは、同性愛の特異性を消し去り、普遍的な愛へと収斂する力を持っていることだ。昨年クリスマスに原作を読んだとき、パトリシア・ハイスミスには泣かされたが、トッド・ヘインズ監督の映画は、女優たちの演技を抑え、幾分クールに作られていたように思う。1950年代のファッションも、音楽も、16ミリフィルムで撮影されたラフな映像も、色彩も、酔うほどに堪能。ケイト・ブランシェットが身に纏うスカーフや口紅、マニキュアのオレンジ色は彼女の内面を象徴して、あざやか。★★★★☆(4.5)
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おまけでもらったポストカード↑


by mllegigi | 2016-02-24 07:55 | 映画

パナソニックの考え方

パナソニック、同性婚を容認のニュース。「性的な指向で差別しない」という行動基準内容を盛り込み、「配偶者」の定義を見直すのだそうだ。少数派のひとたちが生きやすくなることは、結局のところ、社会全体が生きやすくなることにつながっていると思う。
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by mllegigi | 2016-02-19 07:45 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

Happy Valentine's Day

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I like baseball, movies, good clothes, fast cars, whiskey, and you... what else you need to know?

マリオン・コーティヤールがジョニー・デップの彼女の役。2人はほぼ初対面。ジョニデが「俺の女になれ」みたいなことを言い、「あなたのこと知らないし。」と彼女は答え、色々もめていると、ジョニデが「俺はインディアナ州モーズヴィル生まれで、母親は3歳のときに死んで、それ以外の育て方を知らなかった父親に死ぬほど殴られて育った。好きなものは、野球と、映画と、高い服と速い車、ウィスキーと、そして君だ。他になにが知りたい?」と口説く。『パブリック・エネミーズ』より。



by mllegigi | 2016-02-14 17:19 | 映画

テーブルリネン

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やっとまとまった時間が取れてhulu最後のチャンスとばかりに『Breaking Bad』★★★★★62話(46時間:3月には全シリーズ配信終了))を4日で、『アウトランダー』★★★☆シーズン1を2日で見通すという無理をしたのがいけなかったのか、20年ぶりにまんまとA型インフルエンザに罹ってしまった。おそらく発症した前日、数時間うろうろしただけのデパートで感染。高熱が3日続いたあと受診し、陽性と分かったが、解熱期に入っていたため、処方は咳止めのみ。静養と称して、ふたたび映画ばかり観ているのが回復を遅らせている。『マーニー』★★★★★『ヤング・アダルト』★★★☆『愛する人』★★★★『ピアニスト』★★★★★『プライベート・ライアン』★★★★★『Mr.&Mrs.Smith』★★『サード・パーソン』★★★☆『ボーン・アイデンティティ』シリーズ3まで★★★★☆などを観た。『愛する人』はナオミ・ワッツ、アネット・ベ二ング主演の佳作。映画館には『キャロル』(今日ロードショーなのに!)『パディントン』『オデッセイ』を観に行きたいところを我慢。もうウィルスを排出しているとは思わないけれど。赤い薔薇のテーブルランナーを縦に置いてちょっとだけ食卓のシミュレーション。お祝いの会も迫っている。

by mllegigi | 2016-02-11 16:59 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

『キャロル』とセクシャル・フルイディティ

パトリシア・ハイスミスは『太陽がいっぱい』などで知られる推理作家。当時(1951年)『キャロル』は女性同士の恋愛を描いた問題作とされ、パトリシア・ハイスミスの名前では出版されなかった。なぜなら、女性が女性に恋をする、そのことが犯罪同様の時代だったから。しかし、100万部売れたというから驚きだ。以後60数年を経て、いまや「SEXUAL FLUIDITY セクシャル・フルイディティ」という新語が流行中。好きになる相手の性別はそのときどきによって、流動的に変わるひとたちを指す。ジョニー・デップの娘、リリー・ローズが「セクシャル・フルイディティ」であることをカミングアウトしたことから急速に広まった。好きになるひとの性別にとらわれないという考え方=そのひとが男だから好き、女だから好き、というのではなく、そのひとはそのひとだから好き、には共感するひとも多いと思う。このたび小説は初めて翻訳され、映画は2/11からロードショー
関連リンク:1950年代ファッション 
       町山智浩 映画『キャロル』と原作者パトリシア・ハイスミスを語る
        キャロル 中条省平 5つ星
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ケイト・ブランシェットのインタビュー


by mllegigi | 2016-02-02 01:35 | 映画