マドモアゼルジジの感光生活

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夜桜

ことしの花の下にいて
去年のさくら おととしのさくら
いつの世かさえさだかではない
はるかな春の
おとことおんなに
散りかかっていた花びらを思う(『ことしの花の…』新川和江)
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もう、お夕食がいらないぐらい、屋台でいろいろなものを買いました。ライトで花びらがピンクに染まって見えます。みんな楽しそう。酔っぱらって、大声で笑い合ってる。

by mllegigi | 2016-03-31 23:27 | 花たち

卒業式シーズンは

ちょっとさびしい。
新しい未来が待っているのに、
急に、さよならだけが人生だと思われて。
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by mllegigi | 2016-03-25 09:55 | 好きな場所、もの、ことば、ひと

just a movie

たかが映画じゃないか。ージョニー・デップ

今月はよく観ました。どうしても夜になるので寝不足気味。
博士と彼女のセオリー』★★☆(お好きな方sorry)
浮気、恋、介護疲れ、我慢の限界、嫉妬、自己保身など負の要素は、ホーキンス博士に遠慮して凡庸に収まったかな。オックスブリッジ好きには映像だけでも楽しめる。『マリリン 7日間の恋』★★★★のときからエディ・レッドメインのファン。『リリーのすべて』も観に行かなくちゃ。
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』★★★★★
アメリカの、荒々しい開拓時代に生きた、野心的な男が、下から上りつめて石油を掘り当て絶頂期を迎え、それが爆発して、また下へ落ちていく、そういう放物線を描く男の物語なのだと読めるひとがいて脱帽。剥き出しの大きな夢(ロマン)に支えられた大好きな映画です。ダニエル・デイ=ルイス。ポール・トーマス・アンダーソン監督。最新作はトーマス・ピンチョン原作の『インヒアレント・ヴァイス』。
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ニンフォマニアックvol.1』★★★★☆
『ニンフォマニアックvol.2』★★★★
トリアー監督。色情狂の女性のお話。シャルロット・ゲーンズブールがインテリの戯言を吹っ飛ばして痛快。幼い日のゲーンズブールが父と一緒に冬枯れの木を見ている、ちらちら雪が降っている、静かな冷たいシーン。浄化されて残ります。これが何を表しているのか。
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マッドマックス』★★★★☆
キネ旬2015年の1位だった。カイエ・ド・シネマも5つ星をつけている高評価の作品。これを見たとたん、今年いちばんの映画だって言えるひと、すごい。家族の予想に反して、この映画を楽しんだ私。男目線なのじゃない?砂漠の美女の品定めまでして、フェミニストの風上にも置けないと非難轟々。軍団はあれと似てる、ジョーはあれと似ているって、なぞらえて見るのは不粋とわかっている。でもアメリカでトランプが大統領になったら、世界はどんな影響を受けるのかな。まさか、ね。こわーい。 マッドマックスはマンガみたいだなんて呑気なこと言ってられないかも。
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シャッターアイランド』★★★
いつもながら熱演のレオナルド・ディカプリオ。やっと獲れたアカデミー賞受賞(ほんとよかった)で肩の力が少し抜けるかな。おなじみスコセッシ監督と組んで、正気と狂気のボーダーラインに迫る。ミッシェル・ウィリアムズの黄色のワンピース、夢のようにきれい。
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アデライン 100年目の恋』★★
ブレイク・ライヴリーで魅せる映画。相手役ミキール・ハースマンもすてき。このお洋服の色合いも好き。ハリソン・フォードが恋人の父親役で出ていて、とてもいいことを言う。時を超えて泣かせどころあり。
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     写真はメディアからお借りしました。

by mllegigi | 2016-03-19 00:39 | 映画

春はいちごケーキ

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夕食の準備と同時に作り始め、簡易な飾り付けが終わったのは6時20分。かすかに残る夕日で写真を撮ります。大変!いちごがはみ出てる。母のいちごケーキ卵白4、卵黄4の別立て。グラニュー糖90g(今日は65gまで落としました)薄力粉90gが基本。卵白は固くなるまで泡立てます。一晩置けば(冷蔵庫)真ん中がしっとりしてもっとおいしくなるのはわかっているんだけれど、今夜食べちゃうに決まってる。デカフェの熱いレモンティといっしょに。

by mllegigi | 2016-03-15 19:11 | お菓子・デザート・ジャム・お茶・ドリンク

ワンピース探し

ワンピースの群れを、付き添いで眺め歩く、春の一日。
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by mllegigi | 2016-03-07 12:27 | ファッション

無限の優しさ

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2013年度のカンヌ映画祭のパルムドール受賞作品。スピルバーグ監督の計らいで、例外的に主演女優2人にも授与されたことも話題に。3時間の長丁場。いちばん好きな恋愛映画に『ベティ・ブルー』をあげてきたが、『アデル ブルーは熱い色』がそれに取って代わりました。ふたりが破局を迎えたとき、別れを切り出したい方が言うんです。もう愛してないわ。でも、あなたに無限の(底の尽きない)優しさを持っている。いつも。これからずっと。But I have infinite tenderness for you. I always will. In my whole life.ーEmma 」。関係性が「愛」から「無限の優しさ」へ変わっていく。長いセックスシーンを含めたすべてが、この台詞にたどり着くまでの必要不可欠な過程だったのだと納得。★★★★★フランスの評価はここで。

by mllegigi | 2016-03-06 00:13 | 映画

ハネケの怖い映画

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『ピアニスト』『愛、アムール』を観た勢いで、ハネケ監督・脚本の英語版『ファニーゲーム U.S.A』を。1997年に製作したオーストリア版を2007年にハリウッドでセルフ・リメイクしたもの。いささかの感傷もなく、伏線は回収されず、ハッピー・エンドにはならない。ハリウッド映画の手法に馴染んだ観客をこれでもかと裏切り続ける。ハネケ監督は世界一暴力的な映画を作ってみせて、暴力映画を快楽として量産するハリウッドを皮肉ったそうだ。悪い奴らは白い服を着て「あなたのお友だちの使いで来ました。卵を貸していただけますか」と猫なで声でやってくる。無防備な日常に入り込む理不尽な暴力。話せば分かり合えるのではないか、こちらが誠意を見せればあちらも応えてくれるのではないか、そういう期待はすべて拒絶され、救いようのない絶望感に包まれる。評価は不快極まると概ね低いが、映画体験としては鮮烈。★★★★★

by mllegigi | 2016-03-05 20:04 | 映画